【人として鍛えられるのは喜ばしいが、、、】
- お父さん
- 3月20日
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C級指定選手の幸平は、自力で大会地にくれば大会参加させてもらえる身分。
なので、到着空港でレンタカーを借りて、国境を越えて運転して大会地に向かい(大会開催国への日本からの直通便はまず無いです)、練習機会が無いまま、ぶっつけ本番を迎えなければならない。
ついこの前、若葉マークがとれたばかりの幸平に運転させるのは危険だと先輩がかけあってくれたらしく、今回のヴェイソナWCはタクシー移動が可とあいなった。
チーム本体(A、B級選手)はイタリアの高速系大会に参加中のため、スイスのチューリッヒからイタリアまで700kmのタクシー移動となりました。
初日、チューリッヒからオーストリアのインスブルックまで移動し、宿に入ろうとしたら、ホテルじゃなくただのアパートだった!予約したのは幸平自身だからだれにも文句は言えないし、ヨーロッパではこれが普通なのかもしれないけど、受付フロントの無い鍵のかかった建物があるだけ。途方に暮れて目の前まっくら状態。ここで幸平は周りの人に助けをもとめまくったらしい。言葉の通じない日本人から助けを求められてインスブルックの人も困っただろうし、何がどうなって解決できたのかも想像がつかないけど、とにかく多くの方のご厚意で、無事屋根の下で寝ることができた。
翌朝、予約していたタクシーにドタキャンされる。泊まったのは郊外の住宅地みたいなとこで、流しのタクシーは絶対寄り付かないだろうという所(ヨーロッパに流しのタクシーがあるか知らないし、あっても荷物(スキーバック×2、大型キャリア×2)は載らないからだめだろうし)。
幸平はタクシーを探すも見つからず、日本にヘルプLINE。でもどうしてあげることもできない。チームに迎えにきてもらうしかないのだけど、既に時間は午後。へたすれば迎えは翌日になるので、今度はホテルを探すも昨日泊まったとこはもちろん他も全滅。仮に空いていたとしても持って移動できる荷物の量じゃない。いよいよ路頭にまよってしまった。
もんもんと寝れないでいた真夜中すぎ(日本)、タクシー予約できたとの幸平からの連絡。
ああ良かった。なんだかんだで、私なら解決不可能なトラブルを自分で解決した。我が子ながらすごいと思う。
ただ、

人として鍛えられているという意味では喜ばしいが、、、、、複雑な気持ち。
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